広島の8月6日とは・・・
広島の8時15分とは・・・
昨日は午前4時には
慰霊碑の前にいました。
毎年の光景ですが、驚くのは報道、アマチュアを合わせたカメラマンの数です。
参拝者より、はるかにカメラマンのほうが多いのです。
そして
参拝者がカメラの前に立った瞬間、シャッターの嵐です。
特に老人、子供ではシャッター音が大きくなります。
まさに撮影会です。
カメラマンの本能とでも言うのでしょうか、少しでもいい
写真を撮りたい。
”ひろしま”を伝えたい、と言う気持ちであるに違いありません。
しかし、それでいいのでしょうか。
私は大きな疑問を今更ながらに感じました。
本来、
慰霊の日であるはずですから、静寂の中で
参拝は行われなければなりません。
少なくともその
参拝がいかなる理由があろうと、邪魔されることがあってはならないはずです。
私がいる間にもその撮影に対し不満を声にする人がいました。
私も
写真を撮る一人として、一歩前に出てシャッターを切る、貪欲に被写体に向き合う姿勢は大切であることは承知していますが、
やはり群れになって撮る姿は、
慰霊の日には相応しくはありません。
ここで考えたいのは、何が大切なのか、何が欠けているのか。
考えてみたいと思います。



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テーマ:心に残る風景 - ジャンル:写真
- 2011/08/07(日) 20:56:31|
- 広島
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